ピアノの練習をしていると、肩が凝ったり、腕が疲れてきたりしませんか?
音色も硬くなってくるし、疲れると練習も楽しくなくなってしまうと思います。
良い音で、長く練習できるリラックス法が、
逆腹式呼吸
という呼吸法です。
逆腹式呼吸は、
息を吸うときにお腹をへこませ、息を吐くときにお腹を膨らませます。
息を吐くときに、身体の硬いところやコリが緩んでいくように(流れていくように)イメージしながら続けます。
ピアノの練習を始める前に5〜10分程度、ゆっくり息を吐きながら体をゆるめてリラックスさせましょう。
頭、首、肩、背中……というように体の格部分を順番にゆるめていきます。
ピアノを弾く前にリラックスすることで、音色がまったく変わります。
また練習の途中で疲れてきたり、体に力が入っていると感じたら行ってもいいでしょう。
レッスン中でも、生徒がリラックスして弾いていないな、固い音になってるなと感じたら、逆腹式呼吸をしてもらいます。
その直後に弾くと、音色がまったく変わるのです。
人間は息を吸うときに自然と筋肉が弛緩し、吐くときに緊張しやすいので、吐くときに意識して体をゆるめることによって、リラックス状態をつくることができます。
ぜひ試してみてください🎶
参考書籍
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