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習慣化できるかどうか決まる、「6週目の罠」

練習

前回、

週4回以上の練習で習慣が身につく、

とお話しました。

では、挫折する人はどこで挫折するのでしょうか?

分岐点は6週間

はじめた頃に「いけるいける!」とうまくスタートダッシュできた人は6週間くらいは続けられます。

それは、週2回や週3回の頻度ではじめた人も同じです。

しかし、6週間をすぎたころから差がでてきます。

週4回続けていた人はそこから先も続けていきやすいのに対して、週2回や週3回だった人はそこからサボりがちになっていったそうです。

これが

「6週目の罠」

です。

ロンドン大学の調査

96人の学生を対象に、さまざまな行動を設定して、それを習慣化できるかどうかの調査を行いました。

それでわかったのは、

  • 簡単な行為→25日を超えたあたりで習慣化できる
  • 難しい行為→50〜60日くらいから習慣化できる

ということです。

50〜60日といえば、およそ8週間。

ハードだと思われることでも8週間やれば習慣化でき、その先は、続ければ続けるほど負担に感じなくなっていきます。

8週間を目標に続けよう

ゴールがわからずに続けていくのはつらいですが、目標があれば励みになります。

途中で挫折しそうになったら、

「8週間続ければ習慣化できる!」

というように、先がみえてれば、続けるモチベーションになります。

このとき知っておいてほしいのは、

少しサボること自体には問題ない

ということです。

1日、2日サボったとしても、習慣の形成には悪影響はありません。

サボってしまったときに、

私はなんてダメなんだ…

と自分を責めるのはNGです。

マイナス思考に陥ると、挫折につながってしまうからです。

少しルーズになって、ときどきサボってしまう自分を許容できるくらいがちょうどいいのです。

完璧主義にならずに、週に4回のペースで8週間続けてみましょう。

参考書籍