みなさんの中には、
「この社会で生きている限り、やりたいことだけやって生きていくのは不可能だ」
「我慢してやることにも意味があるはずだ」と思う人もいるでしょう。
たしかに、社会にはさまざまなしがらみがあります。
会社勤めをしていれば、会社からの命令、上司からの指示により、やりたくない仕事をしなければならないこともあるでしょう。
フリーランスの人でも、生活のために、やりたくない仕事を引き受けてしまう人もいるかもしれません。
ですが、仕事でも勉強でも、やりたくないことを「やらされ感」で続けるのは危険です。
「やりたくないけど、やらなければいけない」
「我慢しないと、生活していけない」
といった考えは、あなたの無意識に
「自分は大した人間ではないからだ」
というメッセージをすり込みます。
そしてあなたのセルフ・エスティーム(自尊心)を傷つけ、潜在能力を低下させてしまうのです。
世間には「人生は我慢の連続だ」「辛抱も大事だ」「やりたくないことをやっているうちに学ぶこともたくさんあるし、成長できるのだ」と言う人がいます。
たしかに我慢や辛抱「やりたくないことをやる」ことから得るものもあるのかもしれませんが、同時に失うものもたくさんありますし、そんな思いをしなくても、人は十分に成長できます。
「我慢も人間にとって大事だ」という考え方は大嘘。
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