睡眠は脳に欠かせない
睡眠は脳が最大限にその力を発揮するために欠かせない、最も重要なことだといってもいいものです。
睡眠のおかげで人間の脳が発達したという説もあるくらいです。
人間が記憶を長期的に維持できるのも、睡眠時間があるからです。
睡眠中、脳が記憶の処理をすることによって、人間は情報を定着させることができます。
レム睡眠とノンレム睡眠のセットを意識する
睡眠の役割には、
①短期記憶の情報を処理して長期記憶をつくりだすこと
②脳を十分に休ませること
があります。
この二つの役割をしっかり果たす睡眠こそ、
“質の高い睡眠”
といえます。
睡眠は、
レム睡眠とノンレム睡眠
の二種類に分けられます。
レム睡眠では、
脳は活動しており、いわゆる「浅い眠り」になっています。
このときに、脳は短期記憶の処理を行っているとされているのです。
ノンレム睡眠では、
非「レム睡眠」の状態で、脳が活動を休止して回復する状態に入っています。
つまり、「深い眠り」の状態です。
この二種類の睡眠は、約90分ごとにセットになってくり返しています。
質の高い睡眠を実現するためには、このセットを2回とることが推奨されます。
「入眠して最初に訪れるノンレム睡眠までスムーズにいって30分」
+
「2セットの睡眠180分」
+
「最後のレム睡眠から目覚めるまでスムーズにいって30分」
=240分(4時間)あれば 質の高い睡眠が可能ですが、睡眠中に光や音の外的要因が妨げられることも考慮して、
6時間の睡眠が理想的
といえます。
ただ、寝付きに時間がかかる人は7時間がいいでしょう。
脳を活性化して、昼間のパフォーマンスを上げるためには、脳をきちんと休息させる=質の高い睡眠をとることです。
脳を活性化して新しい認識を増やし、ゴールを達成しよう
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