「want to」でゴールを設定することをジャマするものがあります。
それは、たいていの人が自分の現在の状況を不幸だと感じる、
「不幸の物差し」
でもあります。
この「不幸の物差し」を持っていると、自分が何が好きなのか、何がやりたいのかわからなくなってしまいます。
「不幸の物差し」には3種類あります。
「周囲にいる他人ードリームキラー」たち
最大のドリームキラーは身近にいます。
何かしようとすると、
「あなたにはできない」
「あなたには無理」
などという人が周囲にいませんか。
こういう人たちの言うことは、
たとえそれが両親や学校の先生であったとしても、一切聞いてはいけません。
「社会の価値観」
社会もまた、
あなたが「最高の自分」を発見することをジャマするドリームキラーなのです。
「資本主義における幸せこそが幸せだ」
と拝金主義社会が定義する価値観の物差しは、即座に捨てましょう。
「仮想の自分」
「もし、一流大学を出ていたら、エリートになれたのに」
「もし、就職しなければ、好きな道を究めることができたのに」
「もし、早まって結婚しなければ、いまごろはバリバリのキャリアウーマンなのに」
といった具合に、いまの自分を自分で低く評価していませんか?
いつだって、「仮想の自分」は現在の自分より優れていて幸せなもの。
でも、過去は現在によって評価されるものである以上、考えるだけムダなことなのです。
人はどういうわけか、
「仮想の自分」は現在の自分より大変な目に遭っているかもとは思い浮かべません。
勝ち目のない戦いを続けるだけなのです。
3つの物差しを捨てて、ゴール設定する
「周囲にいる他人」
「社会の価値観」
「仮想の自分」
を捨てて、
未来で成功している自分自身だけを見つめてゴールを決めること!
とりあえずの“なりたい自分”だとしてもこれだけの物差しは捨ててゴール設定してください。
参考書籍
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(苫米地英人著) |