幼児教育では、子どもがあらゆる職業に就くことができるように、土台となるさまざまな能力を習得させることがポイントになります。
人の脳は、もともとすごい潜在能力を持って生まれてきますが、
大部分の人は、その能力を封印して発揮できないまま、生涯を終えていきます。
ではいったい何が、脳が本来備えている能力を封印して、人の可能性に限界を作ってしまうのか。
答えはやはり
「自己イメージ」
です。
自己イメージが自分の限界を作ります。
人間は自己イメージ以上の存在には絶対になれません。
自己イメージの限界が生まれた瞬間に、脳の成長も止まってしまうのです。
逆に、
どこまでも自己イメージを高めていくことができれば、脳の力もどこまでも無限に向上します。
つまり、親が子どもに対して行うべき教育は、
自己イメージの限界を徹底的に取ってあげること
なのです。
人間の脳の力はどこまでも無限に伸ばすことができます。
だからこそ、子どもには
「限界がないこと」
「どんなことでもできること」
「何にでもなれること」
を教えてあげなければならないのです。
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子どものエフィカシーを高め、自己イメージを高める方法の一つとして、
アファメーション
があります。
アファメーション…言葉を使って理想的な自己イメージをつくりあげる方法
- まずは子どもに「なりたい自分」を決めさせる。幼児教育の場合では、「自分は何にでもなれる」「自分は何でもできる」という漠然としたイメージで大丈夫です。
- 「なりたい自分」になるためにセルフトーク(自己対話)をさせ、「なりたい自分」を強くイメージさせる。幼児教育の場合では、「僕(私)は何にでもなれる人間なんだ!」とセルフトークさせるようにします。
- セルフトークを毎日繰り返し、「なりたい自分」をリアルに感じることができるようにさせる。
はじめは親が
「君は何にでもなれる子だ」
と言い続けてあげて、その子ども自身が
「僕(私)は何にでもなれるんだ」
とセルフトークできるようになることで、自己イメージを高く保つことができ、あらゆる可能性を維持することができるのです。