自己イメージとは、文字通り
「自分で自分のことをどう見ているか」
ということです。
自己イメージは、
自分の能力に対する自己評価によって
構成され、自己評価のことを専門的な言葉で
「エフィカシー」
といいます。
人間は、自己イメージ以上の存在にはなれません。
子どものころ
「自分は○○程度の人間だ」と低いエフィカシーを持ってしまうと、実際に「○○程度」の能力しか発揮することができず、自分でイメージした通りの「○○程度」の人間にしかなることはできません。
逆に、
「自分は大会社の社長になる」「世界を救うような発明家になる」という高いエフィカシーをずっと維持できれば、実際にそうなれるのです。
子どもの自己イメージは、親によって作られます。
親から
「お前はダメだ」「お前は○○を直さなければいけない」などとネガティブな言葉を投げかけることで、子ども自身も「やっぱり自分はダメなんだ」と自己イメージが低くなり、結局ダメな子に育ってしまうのです。
逆に親が
「お前はすごい」
「何にでもなれるよ」
とポジティブな言葉を子どもに与えてあげることで、子どもも高いエフィカシーを持ち、自己イメージも向上させることができ、
“なりたい自分になれる子”
に育っていきます。
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